なぜ環境問題を解決するのか?
幸せに生きるにはなにが必要でしょうか?
マズローの欲求5段階説は、人間の欲求を5つに階層化したものですが、
出典:https://www.motivation-up.com/motivation/maslow.html
これを参考に幸せに生きるため必要なものをざっくり大別すると、
◆食料、服、棲み処など暮らしに最低限必要な物理的なモノ
◆居場所など人との関係性
◆自己実現に向けて努力できること
になると思います。(なかには居場所はいらないから、夢の実現さえできればいいという人などもいるかもしれませんが)
【環境問題の解決が、暮らしを守る】
健康な地球環境の中にいないと、幸せに生きるために必要なことも満たすことができません。
これが、僕が環境問題を解決したい理由です。
僕ら人間は地球のエコシステムの一部です。
健康な地球環境のおかげで、僕らは暮らすことができています。
自然は全てを与えてくれます(人間は自然の一部なので「与えてくれる」というのも適切ではないかもしれませんが)。
空気、水、土壌、食料、服の素材、家の材料などなど数えきれないものが自然のおかげで享受できます。
⇧のように物理的な面でもお世話になっていますし、知識や人の在り方、文化など精神面・抽象的な在り方にも大きく影響しています。日本人の感性や文化は、日本列島の四季や豊かな山や海によって形成されてきました。
人が幸せに暮らす土台を守るため、僕は持続可能な社会を実現したいです。
日々、安全に暮らすため、楽しく豊かに暮らすために自然は必要です。
(⇩に環境破壊が僕らの暮らしにどう影響するかまとめています)
人を尊重するのと同じように、自然・地球も尊重し大切にする価値観を広め、持続可能な暮らしにシフトさせていきたいです。
【『大学・中庸』が教えてくれる世の変え方】
持続可能な社会を作るには、どんなことをすべきでしょうか。
環境洗浄技術の開発?再生エネルギーの100%利用?食糧不足の改善?
どれもめちゃくちゃ重要で、現状から持続可能社会へ移行していくときに必要ですが、持続可能な社会を完成させるにはそれだけで不十分だと考えています。
人の価値観、暮らし方をシフトさせることで、最終的に持続可能な社会は完成します。
『大学・中庸』で、社会の在り方を変えるにはまず1人1人の在り方を変える必要があるとしています。
古の明徳を天下に明らかにせんと欲する者は、先ずその国を治む。その国を治めんと欲する者は、先ずその家を斉う(ととのう)。その家を斉えんと欲する者は、先ずその身を修む。その身を修めんと欲する者は、先ずその心を正しくす。その心を正しくせんと欲する者は、先ずその意を誠にす。その意を誠にせんと欲する者は、先ずその知を致す。知を致すは物に格る(いたる)に在り。
物格って(いたって)后(のち)至る。知至って后意(い)誠(まこと)なり。意誠にして后心正し。心正しくして后身修まる。身修まって后家斉う(ととのう)。家斉いて后国治まる。国治まって后天下平らかなり。
出典:『大学・中庸』
出典:https://ameblo.jp/cyoiyoshi-miyacyan/entry-12373082450.html
書き出すと、
平天化(世界平和)⇔治国(国家の平和)⇔斉家(家の整理整頓)⇔修身(暮らし、身体)⇔正心(心を正す)⇔誠意(誠実さ)⇔至知(知恵を深める)⇔格物(正しい知覚)
がつながっています。
世界をよくするには、自分の頭、心、身体を整え良くし、そこから家→地域→国→世界へ影響をどんどん広げていく考え方です。身の回りのことと世界はつながっているということですね。よくよく考えるとシンプルなことなのですが、実践がなかなか難しいですね。
持続可能な社会にシフトしていくために、政治や経済からのトップダウンと、草の根的なボトムアップの2種類のアプローチがあります。
個人的にボトムアップで自分の暮らしの在り方や価値観を変えたり、広めていくことでアプローチしたいです。政治・経済から一気に変えるのも大切ですが、既得権益が絡んで現状を変えるのはめちゃくちゃ大変ですし、暮らしに身近なところから、アプローチするほうが共感を呼びやすいからです。
持続可能な社会実現には、こんな暮らしの在り方や価値観があるんだと思ってもらえるような発信をしていきます!
◆日本人の在り方・価値観にかなり影響しています。