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UFJ銀行をやめて化石燃料に流れるお金を減らしてみました 【タイベストメント】【スペンドシフト】

三菱東京UFJ銀行からイオン銀行に預金を移すことにしました。

スペンド(消費)がシフト(移動)するとの意味で、お金や時間の消費の仕方が変化していくことをいいます。

従来の考え方では、消費をする際には「より多くのものをより安く」買うことが重要でしたが、今ではその考えから変化して「価格は高くても価値あるものを手に入れる」ことが重視されてきています。

このスペンドシフトは、物の価値での比較にとどまらず、「地域のため」の消費や「信頼できる会社から」の消費、「人との絆を深める」ための消費など、消費に付随した価値に基づくものもあると言われています。

 出典:トーサポブログ~願えば、夢は必ず叶う~

消費は投票でもあります。
僕の場合、「暮らしの在り方をより持続可能なものにしたい」という夢があるので、化石燃料原発にお金を渡したくないと考えています。
実は三菱東京UFJ銀行は、石炭火力発電への融資額が日本1位で、2014−2017年の間に石炭火力につぎ込んでいた金額(4,470億円以上)が世界5位です。

出典:http://world.350.org/ja/energy_finance_report2018/?akid=51745.3226013.63omkl&rd=1&t=11&utm_medium=email

 

あと、おもしろいことをしている人たちがいました。

world.350.org


自分の預金額は微々たるものですが、そのお金が持続不可能なエネルギーに流れているのが嫌なので、別の銀行に預金を移すことにしました。

イオン銀行化石燃料原発関連企業への投融資が確認されなかった金融機関45社に入っています。

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出典:https://letsdivest.jp/pdf/45-banks-list-LATEST.pdf

 

イオン銀行の融資内訳など詳細に調べていないので、ぶっちゃけ預金の移動がどれほど効果があるかわかりません。でも、自分のお金がだれにどのように使われているかを知り、自分でどこにお金を渡すかを決めるのっておもしろいです。


こんな感じのことをダイベストメント(投資撤退)といいます。つまり、インベストメント(投資)の逆 – つまり、自分が良くないと思う株、債券、投資信託を手放すことですね。
まずは自分の消費から変えて、社会にインパクトを出していこうというアクションです。地道ですが、草の根運動は着実に影響を与えるので重要です。

【消費から社会を変えるために僕がやってみたいこと】

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自然電力について、こちら 

普段何気なく電気代を払っていますが、その電気がどのように作られているか知っていますか?東京電力を使っていますが、火力発電がかなりの割合を占めています。

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僕は自然エネルギーにシフトしていくべきだと考えているので、自然エネルギーで発電している電力会社にお金を払いたいです。電気料金は若干高くなる可能性があるので、今すぐは難しいですがいずれ電力会社も変えていきたいですね。

【消費者から供給者に働きかける】

今回、三菱東京UFJ銀行から化石燃料原発への融資が少ないであろうイオン銀行へ、預金を移すことを決めました。
ただ、バイトの振込先がメガバンクのみというケースもあったので、マイナーなネット銀行の普及はまだ低いです。正直、不便な部分もあると思います。そこは、情報を知りいろいろな選択を増やすことで、受け皿を地道に増やしていくしかないのでは。

三菱東京UFJ銀行化石燃料原発への融資を多く行っているのは事実なので、まずは口座開設済みのイオン銀行へお金を移します。
できることから少しずつアクションを起こしていきます!

 

◆ダイベストメント団体

letsdivest.jp