毎日がサステイナブル

持続可能な社会の在り方を探る。 同じく持続可能な社会を実現したい人に役立つ情報も発信!

持続可能な社会実現のビジョン&本ブログについて

 【なぜブログを始めたか】

持続可能な社会を実現するための仲間探しと、そんな仲間に役立つ情報発信。

 

持続可能な社会を実現するためにやることって、山ほどありますよね?

エネルギー問題、気候変動、ゴミ問題、食糧問題、水質汚染、土壌侵食、森林減少、生態系の破壊などなど。

問題一つ一つでも解決が難しいですが、グローバル化のもとそれぞれの問題が複雑に絡まりあっています。

もう何から手をつければいいのやら・・・って感じです。

 

小学校2年生のころ、1秒ごとにテニスコート20面分の森林面積が減っているというニュースや年々増えていくレッドリスト上の絶滅危惧種を見て、なんて取り返しのつかないことをしているんだろうと衝撃を受けたのを覚えています。

以来、環境問題に関心を持つようになり、気候変動や森林問題など環境問題の現状について調べていました。

そして学生のころ、水質浄化の技術提供、環境洗浄、有機農業などをやろう!と思い、環境汚染に関する授業を受けたり、ゴミ拾いのボランティアをしていました。実際にゴミ拾いをやってみて、効果の限界を感じました。

ゴミ拾いや環境技術の開発、植林など一つ一つのアクションは確実に環境問題改善に貢献します。

ただ、 「本当に環境問題全体を解決する一手になるのか」というところを考えると、それでいいのか・・・?と疑問でした。あくまで表面化している現象への対症療法ではないかと感じたからです。

本当に持続可能な社会の実現のため、全体に波及するインパクトを与えるアクションはなんだろう?と。

自分が何に取り組めばいいのかがわからなくなりました。

 

同じような課題、悩みを持っている方の役に立つきっかけになればと思い、ブログをはじめました!

 

【技術開発だけでは環境問題は解決しない 人の価値観にアプローチする】

環境問題は環境浄化の技術が発達すれば、解決すると思いますか?

僕はそう思いません。価値観が変わらないと根本的には解決しないと考えています。

汚い水をきれいにできるようになったとしても、際限なく水を使い続ければいずれ限界は来ます。

欲望のままに際限なく消費していけば、技術が消費の許容量を増やしてくれても、その許容量を超えるでしょう。

火星を人間が住めるようにするテラフォーミングもありますが、僕は考え方としてナンセンスだと思います。研究や技術開発をすることは大切ですが、資源・エネルギーを使い切れば、別の場所に移動するという在り方は持続可能ではありません。地球上で持続可能な暮らしを実現できないのに、そんなやり方を続けていけば、人の暮らしは成り立たなくなっていきます。

 

一番力を入れるべきなのは、価値観・在り方をシフトしていくこと

極論、持続可能な暮らしをできるような価値観・在り方にシフトすることができれば、環境を回復させる技術の開発は必要なくなるのではないでしょうか。

いまの経済システムは、GDP増加を追い求め利益追求が最優先の価値観で動いています。自然や人の健康にどれだけ悪影響を与えないようにする配慮は二の次です。

でも、例えばですが、GDPに代わる新たな指標ができればどうでしょうか?

人・自然を含めた全体の益を測る地球益のような指標がメインになれば、社会は地球全体を考慮した持続可能な経済活動をするようにシフトしていくのでは?

 

僕の最終ゴールは、僕らが人を尊重するのと同じように、自然・地球も尊重して大切にする価値観を広め、持続可能な暮らしにシフトさせていくことです。

 

そのためにやるべきことは山ほどあります。

まず、人の暮らしに働きかけるには歴史、宗教、価値観、経済、思想、土地ごとの文化、産業などを知る必要がありますし、環境問題、自然科学、技術のことも理解しなくてはいけません。

人の暮らしに働きかけるには、その働きかけに共感してもらう必要があります。

共感してもらうには、草の根運動的に自分が実践する姿を見せるのと、なぜやるのかのストーリーを伝えることが重要です。

 

ブログでは、環境問題についてはもちろん、歴史、宗教、価値観、経済、思想、土地ごとの文化、産業、自然科学、技術などの情報発信。持続可能な社会を実現するため、僕が実践するアクションについて発信していきます。

 

持続可能な社会実現を志す方がいらっしゃったら、ぜひ一緒にやっていきましょう!